兵に死力を尽くさせる

nakatomimoka2015-12-03

鈴木博毅さん。「孫子の組織論の原則は、『兵に死力を尽くさせること』です。兵士の意思に頼るのではなく、自然にそうなるように仕向けるのです。『逃げ道のない状態に追いこまれると、一致団結し、敵の領内深く入りこむと、結束を固め、どうしようもない事態になると、必死になって戦うものだ。したがって兵士は、指示しなくても自分たちで戒めあい、要求しなくても死力を尽くし、軍紀で拘束しなくても団結し、命令しなくて信頼を裏切らなくなる』。孫子が目指している最終目標は、次の通りです。一致団結し、結束を固め、必死になって戦う。指示しなくても自分たちで戒めあう。要求しなくとも死力を尽くす。軍紀で拘束しなくても団結する。命令しなくても信頼を裏切らなくなる」いったん任務をあずけたら、退路を絶ってしまうところまでいってない我。