間接的アプローチ

nakatomimoka2016-01-13

鈴木博毅さん。「孫子の名声が衰えなかった理由は、戦争に勝つ真理『間接的アプローチ』が書かれているため。『戦争は、しょせん、だまし合いである。たとえば、できるのにできないふりをし、必要なのに不必要と見せかける。遠ざかると見せかけて近づき、近づくと見せかけて遠ざかる。有利と思わせて誘い出し、混乱させて突き崩す。充実している敵には退いて備えを固め、強力な敵に対しては戦いを避ける。わざと挑発して消耗させ、低姿勢に出て油断を誘う。休養十分な敵は奔走に疲れさせ、団結している敵は離間をはかる。敵の手薄につけこみ、敵の意表を突く』。これらの言葉は、3つのことを意味します。自分の意図を相手に悟られることは不利である。充実した敵の備えに真正面からぶつかるな。敵を驚かせる要素を強みにすること」正面からぶつからない。