エディー・ジョーンズさん。「このときばかりは、怒りました。本当に怒った。ゴミ箱を蹴って、本を床に投げつけました。私が怒ることで、結果に結びつくのかどうか、正直言って分からなかった。サイコロを振ってみて、それがどうなるか見届けるという心境でした。実は、まだ3点勝っていたんですよ。でも、内容が悪すぎた。私の怒りに選手達はしっかりと応えて、後半はいいプレーをしてくれた。結局はハーフタイムがその試合のターニングポイントになりました。怒るときには、勇気が必要です。もちろん、逆効果になる場合もありますから。私は、チームの流れ、雰囲気を敏感に察知することが大切だと思います。私が怒りをぶつけても、それに反発するだけの力がないこともあるからです。選手達にパワーが残されている時でなければいけません」たまには怒ろ。