小さな一歩で扁桃体を騙す

nakatomimoka2016-04-26

ロバート・マウラーさん。「変化を起こしたいのに行き詰まっているというとき、たいてい大脳辺縁系がそれを台無しにしている。大脳辺縁系には、生き残りの鍵を握る扁桃体と呼ばれるものがある。扁桃体は闘争・逃走反応をコントロールする、いわばすべての哺乳類に共通の警報装置だ。差し迫った危機に対して行動を起こすよう、身体の一部に警報を出し、他の機能をストップさせることがある。たとえば理性的・創造的思考を低下もしくは停止させてしまう。今日、扁桃体とその闘争・逃走反応がもたらす現実的な問題は何かというと、私たちが安全な日常から脱却しようとするたび、警報ベルを鳴らしてしまうことだ。小さな一歩、たやすく達成できる小さな目標なら、扁桃体をするりとかわし、休眠状態において、警報ベルを鳴らさないようにできる」ふーん。