底打ちをする

nakatomimoka2016-06-17

久世浩司さん。「失敗やストレス体験を克服し、変化に適応するレジリエンスには、3つの段階があります。これを『レジリエンス1−2−3ステップ』と呼んでいます。それぞれの段階に必要な技術を習得することで、誰にでもレジリエンスの能力は獲得することができます。1つ目が『底打ち』です。私たちは失敗するとストレスを感じ、精神的に落ち込んでしまいます。その原因は不安や心配などのネガティブな感情が原因となった悪循環です。まるで渦巻きに巻き込まれて海の底にずるずると落ちていくような憂鬱感や、イライラが延々と続き怒りの感情がいつまでたっても収まらない苦しさを感じます。この『ネガティブ連鎖』を断ち切らないことには、レジリエンスの次の段階には進めません。2つ目が『立ち直り』の段階です。3つ目が『教訓化』です」まず底を打つ。