6×6からは拡大

nakatomimoka2016-07-18

森毅さん。「三十歳ぐらいの時は自分を売りこむ時期で、できるだけアピールしたくて仕方がない。ところが年をくうと、存在を主張しづらい。へたに言うと嫌味になるし、自分自身、三十代の余禄で生きているなあという思いがあるし、オリジナリティがあるのは、6×6の三十六歳ごろまでだから、屈折がどこかにある。しかし、屈折を隠して生きるのもどうかと考えているから、心境は複雑だ。ひとつの芸でうけてきた芸人さんでも、やがて転機がやってくる。聞く所によると、四十歳あたりで転機が訪れるそうだ。その時期をどう切り抜けるかが正念場らしい。6×6の三十六歳までは、自分の世界に閉じこもっていてもやっていけるかもしれないが、そこから先は、拡大するようにスタイルを変えていかねばならない。その際、新しいものを面白がれるか」拡げてる?