プラーナを送る

nakatomimoka2017-07-09

苫米地英人さん。「自分の記憶にリアルな臨場感を持たせると、観客も同じ臨場感を感じるということが『同調』です。スタニスラフスキーは、それを『プラーナ』と呼びました。プラーナとは、東洋医学でいう『気』と同じだと考えればいいでしょう。気は、物理エネルギーではありません。『気を送る』とは、『情報空間における書き換え』を意味します。単純に相手と自分が臨場感空間を共有すると、なぜか自分の書き換えた内部表現が相手に伝わります。もちろん、正確に伝わるわけではないにせよ、かなりの部分が伝わります。同調とは、共有された情報世界での臨場感が高いと、片方がその宇宙に書きこんだことが相手に伝わるということです。物理的な情報だけでなく、情報的な情報も同調するのです。宇宙を整理することは自我を整理することになります」ふうむ。