ドットソンの法則

nakatomimoka2017-12-20

中野信子さん。「ひとの体は、安全・安心の状態にいるときにはそれをキープしようとしますが、たとえば体内にウイルスが侵入するとそれと闘うために免疫細胞が活発になりますが、同じように、脳の細胞も平穏無事なときよりも一定のストレスがかったときのほうが活発に活動するのです。これを証明したのが『ヤーキーズ・ドットソンの法則』。心理学者のヤーキーズとドットソンは、ラットを用いた実験で、学習の成果がピークになるのは適度にストレスがあるときで、ストレスが低すぎても高すぎてもその成果は下がる、という法則を発見しました。つまり、人は平穏無事、安心、安全な状態にいるときよりも、適度なストレスがかかっているときのほうが力を発揮できる、といえるのです。まずは自分の適切なストレスレベルを知ることが大事です」低いだろうか。