空白の時間

nakatomimoka2018-04-21

海原純子さん。「成長するにつれてなくすのは『空白の時間』だと気づいた。真っ白な、予定のまったくないひと時、自分の思うように行動し、自分の心と向き合う時間。そうしたひと時は、成長する途上でどんどん失われていく。私の場合、『空白の時間』がなくなると、ひどく疲労を感じる。危ないなと思うと、仕事の後、短時間だが一人でカフェに寄り、『空白の時間』を作る。メールをみない、本を読まない、何もしない。何もしないかわりに自分の心と向き合う。テイクアウトのコーヒーをもち、ビル近くの樹々の横のベンチで風の気配を感じて緑の香りをかぐ。ほんの10分程度のわずかな『空白の時間』だが、ストレスの応急処置になる。人は、『空白の時間』がないと、心が疲れてしまうものだ。空白の時間は、作ろうという強い覚悟と意識が必要なのだ」向き合う時間。