思う存分経緯を

nakatomimoka2018-04-25

黒川伊保子さん「女性は、共感を頼りに文脈を紡ぐ。女性脳は、プロセスを語るその裏で、『何が真実か』を探る演算を無意識のうちに行っている。ことの経緯を語るうちに、そこに潜む真実に気づき、人間関係のひずみや、自分の失言に気づいたりするのだ。その際に重要なのは、”思う存分”経緯を思い出すこと。そもそも女性脳は五感をフル回転させて状況認識をしているので、それらの記憶をしっかり解凍して、リアルに再体験することが大切なのである。そのためには、話の腰を折ってもらっちゃ困る。『そもそも、三か月前に、あの人がこう言ったから、私がこう言ったわけ。そうしたら……』なんていう経緯語りをしている最中に、『君の口の利き方が悪かったんじゃない?』なんて言われたら、真実を探る陰の演算が中断して無為に帰してしまう」なるほどねえ。