ダンバー数150人

nakatomimoka2018-05-20

茂木健一郎さん。「イギリスの人類学者、ロビン・ダンバー氏が、興味深い研究をしている。大脳新皮質の大きさからみて、一人の人間が安定的に関係を保つことのできる友人の数には上限があるというのである。ダンバー氏は、さまざまな猿、猿人類について、脳の大きさと群れの大きさの関係を調べた。その結果、大脳新皮質の割合が大きいほど、群れも大きくなるという関係を見いだしたのである。人間の大脳新皮質の大きさから予測される、安定して関係を保てる『友人』の数は、約150人。この上限のことを『ダンバー数』と呼ぶ。なぜ、脳の容量で友人の数が決まるのか? 知り合いが多くなるほど、関係性は複雑になる。相手によって、自分の態度を変えなければならない。ダンバー数は上限であり、ほとんどの人は、この容量を使い切っていない」150人かあ。

*安定した人間関係を保てる限界は「平均で150人(100人から230人の間)」