岩下宣子さん。「目標はよい習慣を身に着ける原動力、そして『人生は習慣の織物である』といいます。そういえば近ごろ、無愛想な表情の人を見かけることが多々あります。無愛想な顔をしている人は自らの幸せを断ち切っているのではないでしょうか。ホリプロの創業者、堀威夫氏は、『どんな時もよい顔をつくれていなければ、人も運も寄ってこない。お通夜の晩のような顔をした人間には、勝利の女神がほほ笑むはずがない』と言って、本社の姿見の鏡の端に『いい顔つくろう』と書いたそうです。楽しいから笑顔になるのか、笑顔だから楽しくなるのか、分かりませんが、米国の心理学者、ポール・エクマン博士は、人間の目の周りの筋肉と口の周りの筋肉を動かすと脳が活性化すると言っています。日常のあいさつを笑顔でするのは自分のためです」いつもいい顔で。