不可欠なものとしての芸術

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泉谷閑示さん。「したがって芸術というものは、多くの人が思い違いしているような、有っても無くてもよいような代物ではありません。人間の魂にとって、なくてはならないものなのです。いわんや、他人にひけらかすための『教養』でもないし、空虚な生活を飾り立てるための『アクセサリー』でもありません。つまり、芸術とは人間であるために『不可欠なもの』であって、決して『剰余として』身にまとうような贅沢品ではないのです。つまり、芸術というものは、無難な人生を彩る『習い事』や『趣味』でもなければ、単に生業にするための技能でもない。社会適応するだめの人生に飽きたらず、人間の深層に向き合い、そこから湧き上がってくる『真実』の表現。それこそが芸術なのだ」グルメとか、そういうものたちと一緒にしてしまっている私の芸術。