三毛作の人生

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築山節さん。「怖いのが、幸せボケです。脳科学的には、波風がなさすぎる生活は怖いことなのです。また、脳の同じ思考系ばかりを使い続けているのも、機能低下を招く原因になりかねません。それを防ぐためにも私は、年齢とともに環境を変えるのが良いと考えています。人生80年の時代。社会に出てからの後半生をずっと同じ環境で送るのではなく、10年ほどのスパンで活動の場をシフトしていく。本当はそれが一番いいのです。自分の得意なカテゴリーの中で、10年ほどの周期で新しいことに挑戦していくと、脳は成長し続けます。私が提案したいのは、10年ごとに仕事をシフトする『三毛作の人生』。同じ仕事を何十年も続けようと望むのではなく、転職や、社内異動も、むしろ良い機会だと思って受け止めたほうが、脳のアンチエイジングにいい場合もあると思います」十年で。