3倍と3分の1の法則

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矢野香さん。「始まりと締めくくりの『間』。聞き手の拍手や笑いなどの反応には『間』をとって待つのが正解です。強調の『間』。重要なひとことの前後は、恐れずにたっぷり『間』をとるのがコツです。疑問形で問いかけて『間』を取る。これにより、聞き手は話を自分事にでき共感がうまれます。話し手が『間』をとると必ず拍手が起きる。このような両者でつくるリズムができると、より会場の一体感が高まります。最後の締めの言葉の前に『間』をとる。また、相手に考えさせて言葉の意味が浸透するには3秒以上かかるのです。『間』には『3倍と3分の一の法則』があります。これは、話し手には三倍の長さに、聞き手には三分の1の長さに感じられるという法則です。「一文一息」には人を動かす力があります」スピーチの『間』を、もう少し意識して効果的に。