裏メッセージ

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山崎啓支さん。「部下に対して『もっと頑張れ』と言う場合、部下に対して『ダメなやつだから、能力を身につけさせよう』と『能力はある、だからうまく発揮できるようにしてあげよう』と、どちらの動機から発するかによって、同じ言葉でもまったく伝わり方が違ってきます。前者の場合は、部下の無意識に『できない人』という裏メッセージが届きます。一方、後者の場合は、『能力がある』という前提が裏メッセージとなります。無意識は極めて優秀で、上司の内面にある動機すら肌で感じる力があるのです。上司の側に部下は能力があるという前提がある場合、部下を承認していることになります。仮に言葉を発していなくても、その醸し出す雰囲気がどことなく伝わるのです。承認の本質的意味は、人間を受け入れる姿勢を指し、究極の安全を提供することになります」承認。