褒めることと達成感

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池谷裕二さん。「外発的動機付けとなるものは、何か食べられるとか、一か月間働いたら給料がもらえる、といった具体的な褒美である必要はなく、もっとも原始的で安上がりな方法は、『褒めること』です。褒められたら、どういうわけかわかりませんが、人間は嬉しくなります。不思議な生き物です。もうひとつは、何かを達成したときの『嬉しさ』。それまでわからなかったことが、『なるほど、こういうことだったのか』と理解できたときの喜びや快感。これも不思議です。ヒトはなぜ理解したときに喜びを感じるのでしょう。理由は何にせよ、人間にこうした快感がある以上、『達成感』はよい動機づけになります。理解することが楽しくて、新しい勉強の分野に集中していって、それをとことん極め、極めれば極めるほど楽しくなる」褒めたかな、達成させたかな。