紅茶を美味しく淹れるには

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磯淵猛さん。「紅茶をおいしく淹れる方法はただ一つ、酸素を多く含んだ熱湯を注ぐこと。NHKのドキュメンタリー番組で検証した結論である。本当に守るべきルールはただ一つ。『お湯が沸いている状態を目指して、酸素がなくなる前に火を止める』。これだけで紅茶を美味しく、完璧に淹れられるといっても過言ではない。水中の酸素は90度を超えると著しい速さで減少し、99度に達すると一気に酸素量はゼロになる。つまり、紅茶用のお湯を沸かす際、伝説的に信じられてきた『お湯が沸騰しても、さらに数分間沸かし続ける』ということを守ったお湯や、一度沸かしたお湯を再度沸かし直したものには酸素が全く含まれないことになる。酸素がぎりぎり含まれている95度〜98度の熱湯を注ぐと、ジャンピングが起こるのである」沸騰直前の5秒間を狙って。