普通の感覚を意識

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小池龍之介さん。「大切なのは、脳が省略したがる『普通』の感覚をきちんと意識すること。その為には『今』に心を張り付けるようにします。例えば歩いている時には『今、歩いていること』に意識を集中させます。すると足の裏が地面に触れ、顔に風があたるという、リアルな感覚の変化が感じられ、生のリアルティが増す。そのようにして、感覚のリアリティをしっかり認識することは、『今、自分がここにいる』という<存在を感じるパワー>を増やしてやることになります。『今、この瞬間』の感覚が欠落しているから、今を肯定できず、心が未來に向かって『こうありたい』や『こうあるべき』を考え続けて、『今』をスカスカにしてしまう。そうした思考は結局、自分自身を圧迫して苦しめ、『ストレス解消』という名の、乱暴な刺激へと中毒化してゆくのです」今。