小さな不快で刺激

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鈴木祐さん。「『小さな不快』とは、あなたの体と心に軽い負荷を与えるようなものごとを指し、具体的には次のような行為が挙げられます。好きなお酒をちょっとだけ我慢する。利き手ではない方の手でマウスを操作する。背中が曲がっていることに気づいたら背筋を伸ばす。普段から小さな忍耐を積み重ねておけば、まったく違うシチュエーションでも集中力が出やすくなるという事実です。『小さな不快』で集中力が上がるのは、自己への信頼感を育む働きがあるからです。日常的に小さな我慢を繰り返していると、少しずつ獣のなかに『自分には未来の結果を左右する力があるのだ』との感覚が生まれます。言い換えれば、『小さな不快』とは心の筋トレのようなものです。精神にもある程度の負荷を与えなければ成長は見込めません」少しだけの忍耐や我慢が育てる。