行動嗜癖の6要素

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アダム・オルタ―さん。「人間は勤勉で高潔で健全に生まれついてはいないので、隙あれば時間とエネルギーを出し惜しみしたがる。だが、その性癖を抑えて勤勉でいるための方策は、いつのまにか行きすぎてしまった。今の私たちは目標をいかに効率よく時短で達成するか、そのことばかりにこだわって、危機感を覚えて一時停止する能力を失っている。行動嗜癖には6つの要素がある。第一に、ちょっと手を伸ばせば届きそうな魅力的な目標があること。第二に、抵抗しづらく、また予測できないランダムな頻度で、報われる感覚があること。第三に、段階的に進歩・向上していく感覚があること。第四に、徐々に難易度を増していくタスクがあること。第五に、解消したいが解消されていない緊張感があること。そして第六に、強い社会的な結びつきがあること」行動嗜癖