思考と表情の関係

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トルステン・ハーフェナーさん。「心理学者ポール・エクマンは人の表情の解読と分類を行った先駆者の一人で、表情の研究における世界的専門家だ。エクマンは世界中を旅した。彼はありとあらゆる国の人に写真を見せて、さまざまな表情が、喜び、驚き、悲しみ、不安、嫌悪、怒りなどの感情のどれに相当するかを解釈してもらった。すると世界中の人が、表情をすぐに読み取って正しく解釈し、分類することができたのだ。思考と表情の関係は一方通行ではない。思考が身体の姿勢や動作に表れるのと同様、身体の動きや姿勢が、思考や感情に影響する。エクセンとフリーセンは一日中向かい合って座り、交替で怒った表情や悲しい表情を作った。しばらくして彼らは、自分達がどんどん悲観的で不機嫌になってきたことがはっきりわかり、気分が悪くなっていった」表情を。

 

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