自分の感動した記憶

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三浦崇宏さん。「実際のクリエーションでは、作業の99%ロジックを突き詰めた先に、最後の1%のクリエイティブジャンプとしての発想がある。思考における屈伸とは何か。それは、自分自身の感覚に対する内省です。ここに至るまでのロジカルな思考の積み重ねには当然ながら自分以外の外部ファクターが重要です。ブランドのこと、顧客のこと、社会のこと、さまざまな情報を統合し、思考を広げ、整理していきます。しかし、最後の最後、は、それらすべての要因をいったん忘れ、自分自身と向き合うのです。電通で数多くのヒットCMを手がける東畑幸多は、CMの企画を考えるうえで『自分の感動した記憶』を集めるといいます。近年多くの支持を集める岸田奈美は、文章を書くうえで、自分自身に取材することが大事だといいます」自分自身の感情をみつめること。