怒りはエゴへの脅威

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藤田一照さん。「結局は怒りって自分のエゴが脅かされている状態なんです。こうあって欲しいのに現実はそうなっていない。それによって、こうあって欲しいという『私』が脅かされている。それがエゴにとっては脅威なわけです。僕は、怒る裏側には恐怖心があると思うんです。怒るのは本当は『アイツのせい』じゃなくて、『守ろうとしている自我』があるから。要するに、『全て自分にとって都合の良いようになれ』と願う自我、エゴが脅かされているサインとして、『怒り』が生じるんです。もうひとつは、怒りのエネルギーの矛先を変えるということです。『あなたが僕を怒らせた』という前提だと、怒りのエネルギーをつい相手に叩きつけたくなってしまう。別の形で怒りを表現する術を知っておいたほうがいい。それの一つが、呼吸だったりするわけです」呼吸で。