努力量の積分値が大切

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楠木健さん。「趣味と違って、自分以外の誰かの役に立ち、人に価値を提供してこそ仕事。人の役に立てるということは、そのことについてよっぽど上手だということ。なぜそれほど上手なのか。有り体に言って努力を投入してきたから。しかも、長い間やり続けている。結局のところ、努力量の積分値が大切に決まっている。『努力の長期継続』といっても、フツーの人にとってはなかなか難しい。娯楽なら何の苦もなく続けられるのに、努力は続かない。『努力』をしようと思うから続かないのであって、『努力が努力じゃない状態』になればいい。すなわち『努力の娯楽化』が仕事のカギ。客観的には努力であることがその人にとっては娯楽に等しい。その理由は、『好きだから』。以上の一連のロジックの最初と最後を取ると、『好きこそものの上手なれ』になる」積分