実に楽しそうに戦略を語る

nakatomimoka2010-04-07

楠木建さん。「戦略がここでいう意味でのストーリーになっているかどうかは、聞いていれば割とすぐにわかります。よくできたストーリーになっている戦略であれば、その戦略を作っている人自身がストーリーに興奮し、面白がり、実に楽しそうに戦略を語ってくれるからです。『項目ごとの意思決定リスト』の場合、戦略をつくらなければいけないからつくってみただけだ、という感じで、プレゼンテーションをする当の本人がまるで他人事のように話を進めるものです。当事者がそもそも面白がっていないということが、ストーリーになっていない『戦略』のそもそもの特徴です。ですから私は、企業の方々に戦略の話をしていただく時は、内容はもちろんですが、話をする人の表情や声、雰囲気にも注意することにしています」楽しく語れる戦略を描きたし。