不安・熱中・退屈

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チクセントミハイは、縦軸に「Challenging Level(挑戦の難易度)」を、横軸に「Skill Level(自分の能力)」を取った時の状態を8つに分類しているけれど、矢野和男さんが示しているように、自分の能力を固定した場合、業務の難易度が高ぎると「不安」になり、ちょうどいい(背伸びするくらいのタスク)であればフロー状態になって「熱中」でき、これが「幸せ」な状態につながる。そして、難易度が低いと「退屈」になる。今まで一時的な状態と捉えていたけれど、よく考えれば、年単位での「業務」と「自分の能力」を見た場合もあてはまる、と気づかされた。「退屈」でつまらない、と思っていたけれど、「与えられたタスク」に不満を持つのではなく、それは変わらないものだから、「やるべき仕事」のほうを自分で増やして、チャレンジングなものにすればいいのだ。