会話中に身体が動く

矢野和男さん。「幸せな組織では、会話中に身体がよく動く。会話している人々が、互いによく動くのだ。互いに活発に発言すれば自然に身体は動く。さらに、相手の発言を傾聴するときも、うなずきによって身体運動が生じる。加えて、人は相手に共感や信頼感を持つとき、相手に身体運動を同調させる(同じ姿勢を取ったり、同じリズムで身体を動かしたりする)。これによって、幸せな組織では、会話中に身体がよく動くのである。一方で幸せでない組織では、会話が盛り上がらない。発言が活発にならない。さらに相手の発言へのうなずきも生じない。そして、不審や拒絶感を示すために、敢えて相手の身体の動きに同調させない。これらにより、不幸せな職場では、会話中に身体があまり動かない。結論『幸せな組織では、会話中に身体が互いによく動く』」そだね。