同じタイミングで休暇

オリバー・バークマンさん。「テリー・ハーディング教授らが、休暇のパターンと幸福度の相関を調べる調査を行った。一般に仕事を休むと幸せになることがわかった。それ自体は特に目新しい発見ではない。注目すべきはもうひとつの発見だ。抗うつ剤の減少幅は、ある時点でどれだけ多くのスウェーデン人が休暇をとっていたか、つまり同時に休暇をとる人の数に比例することがわかった。みんなが同じタイミングで休暇をとったほうが、みんな幸せになれるということだ。一人で休むよりも、みんなで休んだほうがリラックスできる。いや、考えてみれば、そんなに不思議な話ではない。家族や友人と一緒に休暇を過ごしたほうが、人間関係はうまくいく。調査は、定年退職後の人たちさえ、みんなが休暇をとっていると幸福度が高くなることを示した」一緒に休もうよ。