フィーカ体験

オリバー・バークマンさん。「数年前に仕事でスウェーデンを訪れたとき、社会的な休みをミクロレベルで実践する『フィーカ』という習慣を体験した。フィーカとは、職場のみんながいっせいに席を離れて、コーヒーと甘いお菓子を楽しむ毎日のイベントだ。なんだ、ただのコーヒー休憩じゃないか、などと思ってはいけない。フィーカには、もっと深い精神的な意味がある。その30分ほどのあいだ、会社の上下関係はすっかり消え去る。人々は年齢も役職も関係なく、気のおけない友人のようにいろんな話をする。ヒエラルキー官僚主義も意味を失い、コミュニケーションと社交が最優先になるのだ。こういうコミュニケーションを可能にするためには、自分の時間にこだわらず、みんなの時間に参加するという姿勢が必要になる」共同の時間の大切さを知る。3C4Dも同じ。