感情を照らし返す鏡

ナヴァル・ラヴィカントさん。「でも何かの感情にしがみついたとたん、たとえば『ああ、私は今幸せだ』と言って幸せなままいたいと願ったとたん、その幸せな感情から離れてしまう。すると心は動く。心はなにかにしがみつこうとして動く。心は一時的な状況を永続的な状況にしようとする。わたしにとっての幸福とは、苦しまないこと、欲しないこと、未来や過去のことを考えすぎないこと、今この瞬間とありのままの現実、あるがままを受け入れることだ。世界は君の感情を照らし返す鏡でしかない。現実は中立的(ニュートラル)だ。現実は何も判断しない。君はこの世に生まれ、さまざまな感覚的経験や刺激を経て、そして死んでいく。それをどう解釈するかは君次第だーその選択は君にあるんだ。私が『幸福は選び取るもの』というのは、そういうことだ」解釈。