頭の中の独り言

ナヴァル・ラビカントさん。「私は頭の中の独り言に気をつけるようにしているよ。いつもできるわけじゃないが、脳をコンピュータプログラムでいう『デバッグモード』にするように心がけているんだ。会話やグループ作業の最中は、脳が手一杯でできない。だから一人のときにやっている。たとえば今朝歯を磨きながら、このポッドキャストに出演することを考えていた。空想に入り込んで、司会者の質問攻めに答える自分を想像した。そこでハッとわれに返り、脳をデバッグモードにして、頭の中で起こっていることをただ観察した。で、こう思った。『なぜ私は空想の中で未来を計画しているんだろう? なぜただここに立って歯を磨けないのか?』頭が未来に行ってしまい、エゴに駆られて架空のシナリオをつくっているのに気づいたんだ」モンキーがしゃべりだす前に。