トップギアにシフト

楠木建さん。「あるときに、機が熟したという感じがしました。タコメーターはあがりっぱなし、エンジンも唸っていて、ギアボックスがもうこの辺でシフトチェンジしろよ、と言っている。決断というわけでもなく、自然とギアに手が伸びました。当時は何も計画していたわけではないのですが、今から考えると、ギアチェンジを急がなくてよかったと思っています。サードギアに入ってからの加速が楽でした。その後、10年以上三速で引っ張ってきましたが、ようやく再び機が熟したという感覚が降りてきまして、わりと最近になってトップギアにシフトしました。これにしても漠然と想像していたよりは遅かったのですが、四速へのシフトチェンジはこれまでにないくらい自然でした。この先、もしかしたら五速があるのかもしれませんが、今はまだわかりません」ギア。