イーサン・クロスさん。「困っているときに団結すれば、ゆるぎない強みとなる。この考え方を支えるのが、ストレスを感じているときに他人と手を携えると、安心感や連帯感が得られるという発見だ。こうした感情は、ストレスを和らげる一連の生化学反応(オピオイドとオキシトシン・いわゆる抱擁ホルモンが関係している)を引き起こし、帰属するところが必要という人間の基本的な欲求を満たす。そして、これを実行する中心的な方法は『話をする行為』だ。アクティブリスニングを行い、共感を示して、チャッターについて助言を与える人々が、これらの欲求に対応できる。その瞬間はいい気分になり、ある種の安心感も得られる。だが、これは等式の半分にすぎない。私たちは、『認知的な欲求』も満たさなければならないからだ」帰属することで、癒される。