愚痴は周囲の人を遠ざける

イーサン・クロスさん。「否定的な内なる声を繰り返し他人に伝えると、社会生活の大いなる皮肉の一つを生み出すことになる。つまり、私たちは元気づけてもらいたくて同情してくれる知り合いに胸の内を語るのだが、それが度を越すと、自分が最も必要とする人を遠ざける結果になってしまう。チャッターが苦痛なあまり、『もうたくさんだ』と知らせる通常の社会的シグナルに鈍感になってしまうようだ。自分が抱える問題を人に話すこと自体が悪いわけではない。私たちの多くは、聞いてあげられる愚痴の容量に限界がある。たとえその相手が大切な人であってもだ。人間関係はお互い様だから続くのだ。こうした事態に陥ると、愚痴をこぼして知らないうちに周囲を遠ざけている人たちは、ますます問題を解決しにくくなる」とにかく愚痴や悪口を言わないこと。