環境をどうとらえるか

川上徹也さん。「同じコーヒー一杯でも、『しあわせ……』とつぶやくと、幸せになれます。幸せでもないのに、『幸せ』なんて言えないよ、という方もいるかもしれません。では、どんな状況になれば幸せになれるでしょうか? 『もっとお金持ちになったら』『会社で昇格したら』『あの人と暮らせれば』『大きな家に住めたら』などという環境を思い浮かべたかもしれません。そのようにビジネスやプライベートで『成功』することで、初めて幸せを感じることができると思っている方も多いでしょう。そんな一般的な考え方に異を唱えるのが、『幸福と成功』の関係を研究している心理学者のショーン・エイカーです。彼によれば、自分が幸せかどうかは環境によって決まるのではなく、その環境を脳がどうとらえるかで決まるのです。」同じ環境でも、捉え方ひとつで。