小さな目的に溺れない

武田双雲さん。「僕達は日常生活の中でついつい大きな目標を忘れがちになります。大きな目的や中ぐらいの目的を忘れない人は、小さな目的に溺れないものです。でも、そこが見えなくなっていると、小さな目的や目の前の出来事に振り回されて機嫌をどんどん悪くしていく、ということが起こっているように思います。常にその先にある大きな目的を忘れないようにしたい。言い換えるなら、『何のため』という問いを常に心がけることです。これをするのは『何のため』、ここに行きたいのは『何のため』、ああなりたいと思っているのは『何のため』などと、いつも自分に問いかけてみる。これだけで上機嫌力は上がってくるものです。僕がいつも上機嫌でいられるのは、子ども時代の経験に加え、大きな目的を見るように心がけているからだと思います」何のため。