上機嫌力を鍛える

武田双雲さん。「大人の世界は、つまらなそうで、とても疲れ切っているように感じられました。このような生活のなかで、仕事で成功する、何かで名声を得るなどよりも、人生で大切なのは機嫌をよくしていくこと、いいかえれば上機嫌比率を上げていくことこそが、人生の最終目的ではないかと思うようになったのです。上機嫌比率を上げるというのは、簡単にいうと上機嫌でいる時間を増やすということです。そのために必要なのは、上機嫌力を鍛えることです。上機嫌力は、鍛錬によって鍛えられます。たとえばサッカーのリフティングなどと同じです。朝、さわやかに起きようと思い、『明日はさわやかに起きる』と念じて寝る。これを一週間も続ければ、誰だって少しは気分よく起きられるようになります。顔を洗う時も、水で顔を洗うことを楽しもうと思う」鍛錬。