抽象度の上げ下げを

エドワード淺井さん。「美しさや喜びを感じる高次元の物事は抽象度の高いもの。逆に、悲しみや恐怖、不安を感じさせる低次元の物事は抽象度が低いもの。思考や第六感的な感覚などは抽象度が高く、『寒い』『甘い』など体で具体的に感じるものは抽象度が低い。ただし、単純に抽象度を上げればいいかというと、そうではありません。抽象度の上げ下げを上手に使い分けることが重要です。現実生活でおいしいものを食べたり楽しい体験をしたりして、喜びや快感を味わうことも、抽象度をあげるのと同じくらい大切です。体で幸せを感じると、物理空間で自分自身が幸福感で満たされます。『困ったことが起きたら、おいしいものを食べて早く寝なさい』『悩んでないで、好きなことをして気晴らししなさい』といった助言は、このことを言っているのです」なるほど。