平日の帰宅後に

リュ・ハンビンさん。「どんなことでも集中してやろうと思えば、まとまった通し時間が必要だという。もっともだ。何かを始めて加速し、没頭した状態に達するためには、ある程度の時間が必要だからだ。でも、この通し時間は3時間あれば充分だ。3時間以上同じことに集中し続けるのは、決して容易ではない。私は特に集中できる時間が短く、3時間ですら長く感じるほどだ。時間がたっぷりあると思えば、効率は落ちる。自由時間が多いというのは、より上手にセルフコントロールする力が求められるということだ。こんな時、デッドライン(締切)は良い促進剤になる。平日の帰宅後に仕事をするなら、就寝時間が確実なデッドラインになってくれる。一方、週末の朝に何かを始めると、なぜだか夜まで時間が充分ある気になりなかなかエンジンがかからない」締切効果。