安田隆夫さん。「『何かをやってやろう』という意欲を心の中に充満させた状態でアンテナを立てればこそ、幸運も、不運も敏感に察知することが可能となるのだ。もっとも、アンテナもレーダーも、それを駆動させる電源が入っていなければ何の意味もなさない。その電源の役割を果たすのが、自己の中に備わる(あるいは育てた)運の『実在感』である。運というのが捉えどころのない幻のようなものではなく、確かなものとして実在すると感じることが必要なのだ。自分の行く末は常に運と共にあると認識する、つまり『運を信じる力』と言おうか。この運の実在感が全ての根源である。次に大事なことは、未来に希望を持つ『楽観論者』のほうが運に恵まれるということだ。逆に、悲観論者には運はやってこない。楽観論者のほうが悲観論者よりも圧倒的に勝率が高い」楽観。