コーヒーナップ

f:id:nakatomimoka:20191225123542j:plain

鈴木祐さん。「コーヒーナップは、15~20分の昼寝の直前に一杯のコーヒーを飲むだけです。カフェインが脳に達するまで20分かかるため、コーヒーを飲んでから20分後に目を覚ますと、昼寝のリフレッシュ効果にカフェインの刺激が組み合わされて相乗効果をもたらします。どんな運動でも、ある程度の負荷があれば脳にはよい影響があります。「1回のセッションで45~60分ぐらいの運動をするとストレスが改善し、認知機能も向上しやすくなる」「週に2回の運動と週に4回の運動を比べた場合、両者に大きな効果の差はない。」「運動のレベルは、軽く息が上がるぐらい、からヘトヘトになるぐらい、までの範囲で行わないと意味がない」。1回45分の少しキツい運動を週に2回のペースで行うのが、脳機能アップが見込める最低限のラインです」飲んで、寝るか。

良質な睡眠のサイン

f:id:nakatomimoka:20200302192542j:plain

鈴木祐さん。「『良質な睡眠』のサインは次のようなものです。「眠りに落ちるまでの時間が30分以内」「夜中に起きるのは1回まで」「夜中に目が覚めた場合は20分以内に再び眠ることができる」「総睡眠時間の85%以上を寝床で使っている(昼寝や通勤電車内での居眠りなどの合計が15%を超えない)。これら4つをすべて満たすことが『良い睡眠』の最低条件で、ひとつでもあてはまらないポイントがあれば睡眠負債の可能性は高くなります。睡眠負債を返したれば、まずは日中に太陽の光を浴びる時間をできるだけ増やした上で、夜には室内の照明を限界まで暗くしてみてください。アイマスクと耳せんを同時に使うと、睡眠中のストレスホルモンが下がり、逆にメラトニンの量が増えていきます。昼寝は1回15分~20分でリフレッシュ効果が得られます」いい睡眠を。

価値評定スケール

f:id:nakatomimoka:20200318193559j:plain

鈴木祐さん。「『もし使いきれないほどの金を手に入れ、理想の仕事につき、毎日が幸福感に満ち溢れていて、誰からも尊敬されていたとしたら、私はどのように行動するだろうか? 自分や他者との関わり方はどう変わるだろうか?』と問いかけてみてください。すべてが満ち足りた状態でもなお行動せずにはいられない物事こそが、あなたの心の底に眠る本当の価値観なのです。ミシシッピ大学の『価値評定スケール』は人生の重要な領域を12種類に分けたものです。①家族、②結婚・恋愛、③子育て、④友人・対人関係、⑤キャリア・仕事、⑥自己成長、⑦余暇・レジャー、⑧スピリチャリティ、⑨コミュニティ・社会生活、⑩健康、⑪環境、③芸術。注意したいのは、自分の価値観を考えたつもりが、気づかずに人生の目標を書いてしまう人が多い点です」価値と目標の差。

常に報酬を意識できれば

f:id:nakatomimoka:20200509083538j:plain

望月俊孝さん「どのように『報酬設定』をすればいいのでしょうか。まず1つ目は、『報酬』をあなた自身でもう一度決め直すことです。『夢』『願望』『希望』『欲』『目標』『意図』『志』『ビジョン』など、『報酬』はさまざまな言葉で言い換えられます。とはいえ、ここではまず『今よりも明るい未来』と言い換えて考えてみましょう。2つ目は、決めた『報酬』をきちんと設定することです。『願望が叶わない理由は、それを忘れてしまうから』というお話をしました。逆に言えば、常に報酬を意識できれば、必要な情報は自然と集まってくるのです。『報酬を設定する』ことを『決める』と言います。『決めれば、未来は自然に動きだすのです』。宝地図を使えば、毎日3分眺めるだけで自分を成長させることができるのです」常に意識。

前・後・秘密

f:id:nakatomimoka:20200505201817j:plain

望月俊孝さん「BAS法とは、ステップ1:あなたの変化する前の過去の姿を伝える(Before)、ステップ2:あなたの変化後である現在の姿を伝える(After)、ステップ3:最後は『私の変化の秘密を知りたい人はいますか? 知りたい人は〇〇をしてください』と行動を促す(Secret)。この方法のコツはただ一つ、詳しく説明したい誘惑に勝つことです。(略)連続ドラマよりもさらにハードルが高いハリウッド映画ですが、そこでは必ずお客様の次の3つの感情を揺さぶる脚本が求められています。1.見たい・のぞきたい、2.わかりたい・一体化したい、3.本能で感じる・理屈抜きで感じたい。BAS法は無敵です。理屈抜きの人間ドラマを一緒に体感させて、さらに秘密を示すことで、その先を覗きたくさせるのです」知りたい。

進化のミスマッチ

f:id:nakatomimoka:20200503142459j:plain

鈴木祐さん。「鬱病は世界中で増え続けており、日本でもおよそ10人にひとりが鬱病とされています。100年前に比べて、現代人の環境は大きく向上してきました。日々の食事に悩むことはなくなり、蛇口をひねれば清潔な水が飲める。それなのになぜ、精神を病む人の数は世界レベルで増え続けているのでしょうか? パプアニューギニアで暮らす2000人のカルリ族に調査を行ったところ、鬱病に悩む者の数はほぼゼロだったというのです。そのライフスタイルは200万年前の石器時代と同じだと考えられています。近代化する都市に住む者ほど鬱病にかかりやくなる傾向が確認されました。1966年より後に生まれた中国人は、1937年以前に生まれた中国人にくらべて鬱病の発症率が22.4倍だった。現代人の心のトラブルにも、進化のミスマッチが関わっている」ううむ。

現物のインパクト

f:id:nakatomimoka:20200214200131j:plain

立石剛さん。「具体例は、受講生に合わせて使い分けられるよう、複数用意しておくことが大切です。具体例の出し方にも『型』があるのです。具体例の引き出しは、大きく5種類に分けることができます。(1)体験談、(2)引用、(3)たとえ話、(4)数字、(5)現物、の5つです。5つ目は現物です。セミナーで話をする時に、話に登場するものを、現物で見せると聞いている人への説得力がグンと高まります。ついつい、パワーポイントの画像をスクリーンで見せて終わりにしてしまいがちですが、現物のインパクトは、受講生を惹きつけます。ちょっとしたものでもいいんです。大げさに考える必要はありません。『現物のインパクト』をセミナーに上手に利用して下さい。
セミナー講師になるなら、具体例を上手に活用できるよう日頃から心がけて下さい」現物。