この人のためなら 

大学の同級生に会ったところ、今のボスのためなら死んでもいい、というくらいの上司と仕事をしているという。滅私奉公の時代ではないにせよ、そう言わしめるだけの「人間的魅力」を持った人と仕事ができているというのはある種幸せなことなのであろう。自分を省みるに、どこまで部下がついてきてくれるかを考えるとはなはだ心許ないところであって、仕事やキャリアのスキルだけでなく、人間というか、魂のような部分を磨かなければならぬなあ、と思うのである。