マーケティングの法則③

星野朝子さん講演から。マーケティングの法則その3は、「知覚の法則」。これは、「ベストの商品が最後には戦いに勝つ」は間違いで、「絶対的にベストの商品など存在しない。存在するのは、それぞれの心の中に形成された認識のみ」。また、一番最初に投入された商品が「一番」になれるのも無論誤り。また、「品質が一番の商品が売れているわけではない」し、「革新的なコンセプトだからといって売れるわけではない、顧客にそれを知覚されないうちは。」というもの。つまり、勝利するのは、「一番」として知覚された商品であるということ。顧客の頭の中に、パーセプション(認識)をつくるまでの戦いだというんですね。うちの製品の良さはおれ様が一番よくわかっている。客にわかるはずがない、という姿勢では駄目だということです。