社長の経営スタイル

常盤さん。「カリスマ性が出る人もあれば、それが出ない人もある。僕なんかは出てこないですよ。いつまでたっても、それはしょうがないんです。社長の経営スタイルには、いろいろあってよいと思う。カリスマ型もあれば、現場密着型とか、事務型、ワンマン経営などね。僕の場合は、社員ひとりひとりに『会社の一部を担っているんだ』という自覚を持ってもらってみんなでやってきた。ですから集団経営ともいうんですかね。自分で会社を引っ張っているつもりはありません。」ふむ。数年前、ある調査で海外出張をしたとき、同行したITベンチャーの社長さんに「君には僕のようなカリスマ性がないから社長はできないね」と言われたのだが、さて。