ダブル・メジャー

大久保幸夫さん。「欧米の大学では古くから2つの専攻を同時にとるダブル・メジャー(double majors)ということが認められてきました。たとえば認知心理学と教育社会学というように2つの専門を学ぶことで、より学際的に問題を考えることができるようになるので、とても良い方法だと思います。これはビジネスの分野についてもいえます。2つ以上の専門分野を持つと、1+1=2以上の効果があるのです。ITと著作権に強い。介護福祉とインテリアに強い。経営と教育の両方がわかる。・・・いくらでも事例があげられますが、異なる2つの分野を組み合わせることで新しい専門領域が生まれることになりますし、そもそも新しいものを生み出すプロデューサー・タイプの人材は、2つ以上の専門性を持っている人であることが多いのです。」なるほどね。