すべての事象は縁

安田英胤さん。「人間は縁によって変わる。仲睦まじい夫婦でも夫が浮気をすれば妻は修羅になる。自分を『因』とするならば、全ての事象は『縁』なのだ。生活も病気も景気も、悲しいことも嬉しいことも縁だ。これを人生の癒しとして受け止めていけば、人生は素晴らしいものになる。(略)人生を四季に喩えた人がいる。25歳までは「春」。体験が貴重となる。25歳から60歳は「夏」。大きく成長する時期であり、一家を成して安定する季節。60歳〜90歳は「秋」。実りの時期であり、中でも最高は70代だ。108歳まで生きた大西元清水寺管主の口癖は『70代が一番よかった』。小倉遊亀画伯も『70代に書いた絵に一番満足している』と言う。90歳以上は冬で『何事も自分で』が理想。自分は今、何をしているかは過去の結果であり、未来への原因だ」まだまだ、夏。