時間と仕事量の関係を認識する  

築山節さん。「仕事が出来る人たちは、仕事も大事だけれど、家庭も大事、遊びも大事と考えている人が多い。これは、時間の制約がはっきりしているから。5時になったら退社して、家に帰って子どもたちと一緒にごはんを食べなきゃいけない。土日は友達と遊びにいかなきゃいけないと考えたら、何が何でも仕事を定時までに終わらせようとする。集中力や頭の回転の速さは、それ自体を上げようと思って上げられるものではない。脳は自分にそういう指令を出せるようにはできていない。できるのは、時間と仕事の量の関係をはっきりと認識すること。だから、まず仕事をする時間は何時までと決め、それ以降はない、と考える習慣を持つこと。どうしても残業になったりすることは仕方ないが、それを当たり前にしてはいけない」今日の仕事は定時まで。