早朝会議で効率を上げる

吉越浩一郎さん。「毎朝8時30分、約50人の役員、部課長が集まり、会議が始まります。テレビ会議に参加する地方の幹部もあわせると約70人です。会議で業務上の問題点などが報告されると、『誰がいつまでに何をするか』を決め、デッドラインを設けます。原則翌日、長くても一週間。あえて期間を短くするのは、すぐ仕事にとりかかり、バカ力を発揮して仕事を終えてほしいから。その方が効率が上がり、残業をしなくてすむので私生活が充実します。一時間半ほどの会議で50件ほどのテーマを次々とこなし、終わると議事録をつくって全社員がメールで見られるようにします。皆で情報を共有すると緊張感が生まれ、組織としてのスピードも上がります。早朝会議はトリンプの頭脳であり、心臓なのです」朝に決める。すぐ取りかかる。残業はしない。