自主性と失敗の許容

ウィリアム・L・マックナイト氏が1948年に記し、以降半世紀以上にわたり3M社の重要な風土を形作っているとされる言葉。「事業が成長するにつれ、管理職が権限を委譲し、責任の委譲を受けた者に自主性を持つことを奨励することは、ますます必要になってくる。過ちは起こる。しかし、それを犯した者が、自ら基本的に正しいと信じているのなら、長期的に見てその者が犯した過ちはそれほど重大ではないと思う。管理職に辛抱する能力がなく、過ちが犯されたときに破壊的に批判するならば、部下の自主性は損なわれる。当社が引き続き成長していくためには、自主性を持っている者が社員として大勢いることが不可欠である」失敗を許容することで、自主性が養われる。基本的に本人が正しいと信じているなら、許す。これ、子供の教育にも当てはまりますよね。